Hiro

WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズのHiroのレビュー・感想・評価

4.0
”DJに必要なのは、パソコン1つと、
ある程度の才能、そして楽曲1つ。”

将来への不安を抱えながら仲間と
DJイベントに明け暮れる主人公は
あるカリスマDJとの出会いをきっかけ
に真剣に夢をかなえようと決意する。
夢、仲間、恋の間であがく若者が
EDM音楽に捧げる青春物語。

主人公たちの”焦り”が作品から
伝わってくる。そうだよ、地元を
出るには”何か成し遂げなきゃ
いけない”。そんな気がしてた。

このままずっとこの仲間と”馬鹿”
やってたい。遊びも恋も部活も
仲間がいたから全力でやれたから。

クライマックスのシーンではフェスの
”熱気”を再現するため実際に約1万2000人
の若者たちを招待し、ロサンゼルスで
イベントを実施したそう。

きっと心に”触れる音楽”は聴いている
だけで理由もなく涙が出る。

”素直にまっすぐに届いてくる音楽”

そういった音楽のひとつの答えのような
ようなものを自分は”EDM”からも受け取った
経験がある。それがEDMシーンが生んだ
最初にして最大のポップスター”DJ Avicii”

”本当のところ”は誰にもわからない。
でも伝説の終わりはあまりに早すぎた。
”Live fast, Die young”
この作品を観て”あなた”を思い出す。
Hiro

Hiro