ホロコーストが題材。
開幕早々で怖い。
画面サイズが最近の映画では
小さい方だし、ただえさえ小さいのに
その真ん中は基本的には主人公の顔か
誰かの背中、しかもどアップ。
その隅っこでは、人の遺体が
山積みになってたり。
全編通して薄暗いから、閉塞感と
圧迫感がすごい。見てて息切れする。
お話としては、息子を埋葬するために
父親がなり振り構わず走り回る。
1日何百人の死後を見てきたからこその
息子の死後にこだわる感じは
見る人によっては好き嫌い分かれる
だろうなと思いつつも、人間あそこまで
極限に追い詰められたらそうもなるかと
納得しながら鑑賞。
BGMらしい音もなく、すごく怖い
けれどみて後悔は無い映画。
