母親の愛情の深さと、その思いの強さを感じさせてくれる映画でした。しゃぶしゃぶ、カレー、タカアシガニが食べたくなる映画です。
銭湯を経営する夫が蒸発してしまったため銭湯を休業して、双葉(宮沢りえ)は、娘の安澄と二人で暮らしています。ある日、自分が病気であり余命わずかであることを知ります。そこから、夫を探し出し、銭湯を復活させ、残される人たちのあるべき生き方を実現するための行動を開始します。
この映画には、すごく心に残るセリフがたくさん出て来ました。
・「湯気の如く店主が蒸発しました」には、笑うしかないですね😄。
・安澄の「お母ちゃんの遺伝子がちょっとだけあった」には、タイミングといい、言い方といい、グッと来ました😢。
・「あのお母さんから生まれてきた君たちが、うらやましいよ」を言われた子供たちは、どう思うんだろうなあ。誇らしいものなのかな🤔。
・「いつか役立つときが来るから」と、安澄が手話を習った意味を知った時は、双葉、さすがだなあと胸を撃たれました😢。
それにしても、双葉は、生き続けたいだろうなあ。無念だろうなあ。あんな素晴らしい人たちに囲まれて、自分の人生が途中で終わってしまうだなんて。。。
宮沢りえさんは、いい役者さんですね。すごく熱演していました。この人のおかげで、愛情たっぷりの双葉に共感出来るし、映画に見入ってしまった感じがします。
さて、タカアシガニってどこで食べられるのかなあ。探してみようっと😄!