きょう

ウォント・バック・ダウン ママたちの学校戦争のきょうのレビュー・感想・評価

4.0
マギーギレンホール演じるシングルマザーのジェイミーの娘マリアは誤字障害を抱え、字を読むことが困難だったが、彼女が通うアダムス小学校は何の対処もしてくれず、放置されたままだった。ジェイミーはやる気のない教師ばかりの学校に見切りをつけ、他の学校へ転校させようとするが、抽選でハズレてしまう。そこで彼女は同じく息子のために来ていたヴィオラ演じるアダムス小学校の女性教師ノーナと出会う。ジェイミーとノーナはアダムス小学校を立て直すために行動を開始するが、教師や教育委員の猛反対にあう。

ジェイミーが娘のために懸命に動いている姿を母親目線で観ていました。母は強し!です。もし、我が娘がこのマリアと同じような様子だったらと重ね合わせている自分がいました。ジェイミーは心に正直で思いたったら即行動の一直線タイプ。そして何よりも娘に愛を持って接している素敵な母親だと思います。
同じ悩みを抱えているノーナも教師でありながら息子を第一に考えるしっかり者の母親です。
そんな同じ悩みを抱える者同士の団結力は強く、わたしもこのお話の世界に居させて頂けるのなら、協力したい気持ちになりました😌💘ただ、娘のマリアが母が一生懸命になればなるほど、それに反発したりして、マリアの複雑な気持ちもわかります。ジェイミー自身も娘と同じ障害があることでより娘の気持ちに寄り添えたのだと思います。
組合や教師からの猛反対など困難を乗り越えて、ラストは前向きな結果👏🏻反対派の人間の教育の本来の姿への目覚めなどもこの作品の観どころだと思います。

ジェイミー役のマギーギレンホールは素敵でしたが、わたしはノーナ役のヴィオラデイヴィスがすごく好きです💕ヴィオラはデンゼル氏が監督と主演を務めた「フェンス」でもデンゼル氏のしっかり者の妻役を味のある演技でこちらを惹きつけてくれましたし、「ヘルプ」でも黒人メイドのあまりにも酷すぎる現実をしっかり語る働き者のメイドをじっくり観せてくれました。
今回もしっかりした教師と優しい母親の顔を持つ女性を深みのある演技で観せてくれました。
ファッションも凛としたカッコよさがありました🥰✨
きょう

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