きょう

ボーンズ アンド オールのきょうのレビュー・感想・評価

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)
4.0
テイラーラッセル演じる生まれつき人を食べる衝動を抑えられない18歳の少女マレンは、あるときティモシーシャラメ演じる自分と同じ秘密を抱える若者リーと出会う。人を食べてしまうことに悩んできた二人は次第に惹かれ合うようになるが、同族は食べないと話す謎の男の存在によって、二人は危険な逃避行へと駆り立てられていく。


人喰いが背景にある…いくら心に響く物語があろうとそれだけで恐ろしくて不気味で、きっと最後まで観るのも難しいのだろうと思いました😰
最初の方に主人公マレンが人を食べたい衝動で友人の指にかぶりつく、ドキッとする部分がありましたが、マレンの心の中は誰も傷つけたくない、自分は普通の女として生きていきたい、でも、持って生まれた性は止められない…そんな葛藤だらけで生きてきたのかなと…幼い頃に母と生き別れ、しかも、母に対する記憶は全くなく、そして、衝動があるごとに父と共に逃げながら暮らす、そして、とうとう父にも捨てられて…
マレンは自分探しの旅にでます。旅の途中でサリーという老人男性に出会い、サリーはマレンにあった瞬間、同類と察します。
サリーは見た目が滑稽で何だかのほほんとした雰囲気😂同類は食べないと決めていて、マレンに親切に接しますが…このサリーとの出会いが後の不幸を招くとは…しかし、マレンは危険⚠️を感じて逃げ出していきます。
サリーのもとから逃げ出し、マレンはリーという個性的で美しい若者と運命的な出会いを🩷
リーも同類で、やはり、過去にあった出来事や家族関係、自身の葛藤など、マレンと同じ悩みを抱えていました。
気持ちが一致した2人は旅へ…何かから逃げる部分もありましたが、旅を通じてだんだんと心を通わせ合い、惹かれ合っていく姿に心が和みました。時には気持ちがすれ違うこともありましたが、2人の絆は強かったです💕
普通に幸せに生きたい!思いはそれだけだと思います。
しかし、そんな2人の幸せもサリーの執拗な追っかけと妄想によって壊されていく…
あまりにも辛すぎるラストに胸が張り裂けそうになりましたが、この辛いままでは終わらない、2人の今後も考えさせられるようにも感じました🥺


テイラーちゃんは可愛いすぎて、タイプすぎて、もう、たまらない😍💕こんなに可愛い人喰いになら食べられてもいいぐらいと思ってしまいました😁✨お相手役のティモシーくんは演技力はもちろんですが、どんな役を演じても美しい🥹✨美しい男子って彼にピッタリの言葉です👍
2人とも難しい役を熱演していました🙌
後はサリーを演じたマークライランス氏のあのストーカーのような不気味な気持ち悪さと、呑気な雰囲気の中に隠された狂気、そして人喰いであるために孤独な人生を歩んできた寂しさ、全てが圧巻すぎました👏
ホラーとラブストーリーがうまく合わさったロードムービーでもありました✨
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