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エンド・オブ・キングダムのtetsuのレビュー・感想・評価

エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)
3.6
前作に引き続き、シネマ神戸さんで鑑賞。

ホワイトハウスを襲ったテロ事件から2年。
イギリスの首相が亡くなり、葬儀が行われることになったため、ロンドンに世界中の首脳たちが集められた。
厳重な警備の中、またもやテロ事件が発生。大統領を救った凄腕シークレットサービス"マイク・バニング"は、再び立ち上がることに...。

相変わらず、人を殺りたいがために、職権乱用をしているようにしか見えない、シークレットサービス・バニングが活躍するシリーズ第2弾。笑
しかし、前作から2年後の設定とはいえ、いとも簡単に陥落するロンドンには、さすがに突っ込まざるを得ないですね。
「いや、あんだけ、警備してて、結局、同じかいっ!」っていう。笑
さらに、前作同様、キャラクターの人物像が、よく分からないまま、いつの間にか死んだり、大活躍したりするので、あんまり心は踊らなかったです。
(やっぱり、こういう映画、自分には向いてないのかもしれない...。笑)

とはいえ、そんな部分を受け入れて、真剣なおバカ映画だと割りきれば、楽しめたのも確か。

狂った主人公の倫理観や、報復至上主義な展開には全く共感できませんが、
各国首脳陣退場シーン、
内部から描かれるヘリ墜落シーン、
クライマックスのワンカット武装ビル襲撃シーンなどなど、
映画だからこそ出来るアクション描写には、少しテンションが上がりました。

安定の画面の暗さに、やっぱり睡魔を感じてしまう作品でしたが、アクション映画好きには必見の作品だと思いました。
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