サラリーマン岡崎

俳優 亀岡拓次のサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)
4.1
色気ってなんだろう。
この映画はある脇役俳優の「色気」を描いた映画。
ストーリーではなく、色気を味わう映画だ。
(というか、ほとんどストーリーはない)

でも、亀岡拓次の色気はいわゆるダンディであったり、洒落ているわけではない。
けど、なんか魅了されてしまう。

ホームレス役も、ヤクザ役も、ヤクザに脅される役も、三田佳子の胸を揉みしごく役もアラビアンの役も全てに色気がある。
その色気を体現するための様々なシーンを映画は映し出す。

だからこそ、彼は脇役として引っ張りだこなのだと思う。

かっこいい、かわいいだけが色気じゃない。
その人が持つ魅力はいろいろ。
いや、それこそがかっこいい。
亀岡拓次はかっこいい。