MoviePANDA

バーフバリ 伝説誕生のMoviePANDAのレビュー・感想・評価

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)
4.1
『パワー・オ💪ブ・カリスマ』

一目見ただけで魅せられる、不思議と虜になってしまう😳✨そんな風に人々を魅了してしまう人の事を“カリスマ”と呼びます。

『映画 中村勘三郎』のレビューでも書いた事がある通り、以前から歌舞伎に魅せられていて、相撲を生で観れた今、次は歌舞伎を生で観てみたいと思っています。そんな歌舞伎界において、ボクが今カリスマだなと感じるのが市川海老蔵。同じ市川でも、海老蔵は成田屋、染五郎は高麗屋、猿之助は澤瀉屋と、屋号が違います。屋号は門下に近いのですが、またいろいろ複雑な部分もありますので、その辺はまたいつか🙇

で、その市川海老蔵。屋号である成田屋は、歌舞伎における屋号の始まりと言われ、その始まりである市川團十郎こそ歌舞伎の創始者。なので、海老蔵はまさに歌舞伎界におけるサラブレッドなわけですが、そのサラブレッドぶりは血筋だけでなく、やはり見得ひとつとっても本当に素晴らしい❗️全く歌舞伎を知らない人が見ても、魅了されるまさに眼力あるその見得は、それだけで人を魅了してしまう、まさにカリスマ性に溢れたものだと思います😳3月に新潟に来るのですが、チケットは当然完売… この目で見れる日はいつになるのやら(*´-`)💭

さて、話は変わって映画界に誕生した新たなカリスマ、バーフバリのお話✨とは言え、ボクがその存在を知ったのは、今からまだたった一ヶ月前位の事なんですが😅💦昨年末、12月15日。ユナイテッドシネマ新潟🎦で『最後のジェダイ』を観終え、ルーチンともいえるこれからの上映作品のチラシを物色中、手にした一枚のチラシ。そこにはこう書いてありました。

『バーフバリ 王の凱旋』
「王を称えよ!興奮と感動の頂上へ。宇宙最強の愛と復讐、ここに完結」
なんて大仰な謳い文句❗️
さらにこう書いてありました。
「すべてを超えた!インド映画史上最大のスーパー・エピック・スペクタクル!!」
みなさん、スーパー・エピック・スペクタクルですよ❗️😲思わず「それって、どんなんや(*^)/☆」と突っ込みたくなる位大袈裟なキャッチコピーですが、でもそこまで言うにはそれ相応の自信があるからだとも思ったわけで、まあそこから日に日に気になっていったんです。そしたら丁度、WOWOWさん前編放送してくださる❗️この辺、さすがWOWOWさん☺️というわけで、さっそく鑑賞📺

そしたら…
濃い。いや、濃すぎるやろ❗️
マサラムービーらしい展開もきっちりありつつ、前編から既にスーパーでエピックなスペクタクル‼️いちいち大袈裟にスローをかけてからのクローズアップっていう流れもだんだんクセになってくる😂あまりに超スケールな滝へのあるチャレンジから、ウソでもなく個人的にはあっという間の2時間20分でした🤣

副題が示す通り、まさに「伝説誕生」を目の当たりにする作品なわけですが、二部作にしただけあって、物語の壮大さがとにかく半端ない❗️後半からの展開に「そう来たかぁ✨」と唸ったのも束の間、その後半での蛮族との大戦のスペクタクル感がまた凄かった⤴️❗️言うならば『300』で『ロード・オブ・ザ・リング』で『マッドマックス 怒りのデス・ロード』とでも言いましょうか😄とは言え、そこまで洗練されたものでもなく、とにかくパワーと勢いで押しまくる❗️そんな感じです。

そして、とどめが最後でした…
この前編素晴らしいのは、あまりぶつ切り感を与える事なく、きれいに単体としても成立していると思うのですが、何より最後で「そんなん見せられたら、続き気になってそりゃ観に行くわ❗️」となる展開を見せる事✨というわけで、熱い想いをもって続編鑑賞決定です❗️

にしても、思い出す度ニヤけてしまうなぁ。さわやかなイケメンがやってこそなカットが多々あるというのに、毎回映し出されるのは濃ゆい顔の髭の人‼️でも最後には、すっかり虜になってしまう… だって、それがカリスマですから… 😏
MoviePANDA

MoviePANDA