キノコ男が出て来るまでがどうしようもない位つまんなくて何度途中で観るのやめようと思ったことか…。
それでも唯一の見所であるハイパー低クオリティのキノコ達が満を持して登場した時は「あぁ、観て良かった…」と思えた。
初代プレステ…もしかしたらそれ以下のレベルかもしれない超絶安っぽいCG、ただ布を被っただけのキノコ男…。
とても2005年製作とは思えない酷さなんだけど、真の低予算映画好きこそ押さえておきたい超珍品。
ただキノコ以外の部分はストーリーも本当に惹かれなくてほぼ頭に入って来なかったです…。
科学者もどきの男が怪しい薬品を開発して、それがうっかりキノコにかかってしまって凶暴化するみたいな話。
制作費はおよそ1万5千円、キャストは同じ「ワスカバジ」がずらりと並んでいる通り身内総動員。
でもたった1万5千円の予算でここまで作ったと考えるとある意味凄いし、そんな作品が日本でDVD化されていたり、レンタルや配信されてたり、ネットで話題になったりなんてとてもミラクル。
実はこれって凄い映画なんじゃねーの？とか思ってしまうな、うん、きっと凄い。
キノコとの戦闘シーンで弾丸をスローで見せたり、ナイフを取り出す仕草を何度も繰り返し見せたりと、何とかスタイリッシュに見せようとする努力も伺える。
…けど、そのかっこつけようとしてる感じに何かちょっとムカついた(笑)
