塚原直彦

すれ違いのダイアリーズの塚原直彦のレビュー・感想・評価

すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)
4.2
かなり情緒溢れる予告編だが、前半はしっかりコメディ。
クセの強いキャラクターと笑いの取り方に最初は戸惑うかも?

しかし後半はサラリと視点が入れ替わり、タイ版『イルマーレ』に。
伏線回収の仕方も嫌味がなく、気が付けばグイグイと前のめり。
カメラワークも工夫されており、何より現地の素晴らし過ぎる雄大な景色を観れただけでお釣りが来ます。

舞台設定の突飛さや、文字通り美しい役者の魅力などビジュアルだけでもインパクト勝ち。
ラストの落とし方はとにかく完璧の一言。
うーーーん、お見事。
塚原直彦

塚原直彦