Tom2022

永い言い訳のTom2022のレビュー・感想・評価

永い言い訳(2016年製作の映画)
3.0
なんだか不思議な映画でした。妻に愛想を尽くされていた夫が、その妻を亡くしてからのお話です。

作家である本名:衣笠幸夫こと津村啓(本木雅弘)は、不倫の最中に、バス事故により妻と妻の親友を亡くしてしまいます。ある日、その親友の夫であるトラック運転手の大宮陽一と知り合いになります。大宮は、子供二人がいるのですが、仕事の関係から子供の世話が出来ない状態でした。

この映画は、タイトルである「永い言い訳」と言う感じはほとんど感じませんでした。どちらかと言うと、長い子育てのような感じの映画でした🤔。

不思議な流れの映画だと思います。こういう淡々と流れを描写していく映画もあるんですね。人間らしい感情と言うか、その行動をずっと描写をしており、変化は少なく淡々と話が流れて行くイメージです。

あんな風に奥さんを扱っていたら、そりゃあ、愛想を尽くされますよね。この衣笠は、女好きで、編集者にも冷たいのですが、なぜだか、子供の面倒を見たことがないのに、大宮の子供達の面倒をかって出ます。

さて、誰に対しての、何に対する言い訳なんだろうかと思いました。この他人の子育てをすることが、妻に対する言い訳だと言っているのでしょうか😄。きっと、そうなんだろなー。
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