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後妻業の女のFilm日記係のレビュー・感想・評価

後妻業の女(2016年製作の映画)
2.4
実際よりも少々長く感じた。
序盤は金の動きの妙な生々しさが分かりやすくうかがえて、その後の展開に期待感がもてたが、コメディということもあるが、話の展開が突拍子すぎて物語としての一貫性が弱く、全体的な主旨が掴めなかった。
それでも役者さんの演技はどれも素晴らしく、内容でというより役者さんのコミカルな演技にクスッとなることが多々あった。特に大竹しのぶさん、豊川悦司さん、尾野真千子さんの演技は素晴らしかった。
ただ登場人物としてみると、1歩掘り下げて描かれている人物がなかったので、どのキャラも好きにはなれなかった。
また動機が分からない場面も多かった。

面白さ:0.4 脚本:0.4 人物・演技:0.6
映像: 0.5 音楽: 0.5
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