タカシ

レディ・プレイヤー1のタカシのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.7
『オリヴィア・クックがいるならリアルで充分』


私はね、エンドクレジットのスピルバーグのクレジットを観て涙が出そうになりましたよ。
あんた、なんちゅうドえらいもん作ったんだって。
原作小説のディープなディープなオタク要素(日本ロボットアニメの引用がハンパないらしい)を薄めに薄めてまだこれだけの濃度たっぷりのキャラクターたち。いや宣伝ポスターに載ってるキャラ全部見つけられなかったもん。

AKIRAの金田バイクとデロリアンが並んで走る冒頭からなんか変な震えが止まらないんだよね。

物語自体は王道の宝探しなんだけど、なんといっても第二の関門がホントにホントに秀逸で、あれはVRの新しい扉を開くよね。
あの映画に入ってみたい、あのキャラクターと絡んでみたいっていうどストレートな欲求に答えるものだもの。

第三の関門で、何故そういう結論になったのか経過が少し分かりにくかったのだが、まあこれも怒涛のクライマックスでチャラでしょう。

傷ついた大人たちの癒しが核にあるような気がして、悪役ですら最後は少し癒されたんじゃないかと思った。
ハリデーはいろいろ理解してほしかったんじゃないかな、他人に。

ガンダムはビームライフルからのビームサーベルに行って欲しかったなあとか、まあホントにどうでもいい事ですな。

私は映画でかわいい女の子やきれいな女性を観るのが何より楽しみなので、アバターのCG観ても何にも感じない訳で、もう少しリアルのオリヴィア・クックちゃん観たかったなあとか思います、はい。

そして何よりちょっと長い。クライマックスがくどい。
とか思うのはもうホントに観ていてクタクタに疲れちゃったからなのです。

時間が合わず吹替版観ましたが、結構な豪華キャストでビックリしました。

スピルバーグ、次はもしかしてインディ5?
劇場(2D吹替版)にて。18.04.27
2018#043
タカシ

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