和

マグニフィセント・セブンの和のレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
3.8
「ど直球ガンアクション。」

テスト勉強の最中、どうしても集中が途切れる時ってありますよね。そんな時、僕は映画を見に行きます。とりあえず、暇ができて見たい映画があれば映画に行きますよね。
本作、監督はアントンフークア監督、主演はデンゼルワシントンということで”イコライザー”コンビなわけでアクションシーンをとにかく丁寧に撮るコンビですね。そしてストーリーの原案が”七人の侍”のリメイク作である”荒野の七人”。これは面白くないわけがない。
SFではなく、リアルなアクションを久々に求め映画館へ行ってきました。


いや良かった!
いい意味でも悪い意味でもど直球。この監督の作品はどれもストレートなんです。とにかくガンアクションがカッコ良い!!
マジでしびれる。
完全なる勧善懲悪。テンポの良い流れで極悪非道の様を見せつけ。
キャラを立たせながら七人が集まる様は見事。
どのキャラもかっこよくて、どのキャラも主役ではない。
個人的にはバスケス推しですねww

ストーリーのひねりなんて気にしてはいけないんですよ。
アクションを楽しみ、見返りを求めない崇高な奴らを見るための映画です。

しかし、残念なところ。
一家のボス的存在のサムチザムが聖人ではない点。
七人の侍、荒野の七人の勘兵衛もクリスも完全なる聖人。
しかし、今回は実は悲しい事実があったというところで自分の恨みを晴らすために仲間を巻き込んだという部分ができてしまって、そこの脚色は好みではなかったです。
また原作を見返したいなと感じました。
あと、もっと死に様をしっかりして欲しかったなとも感じましたね。せっかくキャラ立ってたんだし。

という感じで、アントンフークア監督作品らしいかなと感じました。

しかし、見たあとはハイになってます。エンディング最高です。w
それでは。
和