フラーライフの作品情報・感想・評価

フラーライフ2013年製作の映画)

A Fuller Life

製作国:

上映時間:80分

3.8

あらすじ

本でも発売予定の自伝『サミュエル・フラー自伝 わたしはいかに書き、闘い、映画をつくってきたか』刊行時に、ひとり娘サマンサ・フラーが父を敬愛する人々と共に制作したドキュメンタリー作品。ジム・ジャームッシュ、ヴィム・ヴェンダース、ジェイムズ・フランコはじめフラー心酔者や出演俳優たちが自伝のリレー朗読をしつつ語るフラー像にニュース映像や映画が交錯し、唯一無二な映画監督の存在が立ち上がっていく!

「フラーライフ」に投稿された感想・評価

サミュエル・フラー。
彼の人生を
振り返る映画を
ミーハーゴコロで鑑賞。

過去作品の出演者たちが
自伝書を順に朗読して
進むカタチ。

配達少年から新聞記者へとなっていく、
成功物語(お洒落仕上げ)
と思いきや、苦味もある人生でした。

時代は戦時下へと進み、
アメリカ人「歩兵」目線での
戦争が映し出される。
戦場がいかに過酷なものであったのか。
その〆には
フラー自身がカメラを回した
強制収容所の姿。戦場記録映像。
(これが初めて撮った映画だと)

戦地から戻ってからの精神的苦悩。
そして映画の作り手に。

実体験から生まれた映画が
朗読や映像の間に挟まれる。
このエピソードが、あの映画になる。

そして演者たちが彼のことを語る。

結果、フラー作品に興味ワクワク。
バックグラウンドを知るって
きっとそういう事。
なんか、楽しいです((ΦωΦ))


「サミュエル・フラー連続上映」
サミュエル・フラー監督特集 in YCAMにて。
実の娘さんが監督・製作したドキュメンタリー作品。フラーに所縁の映画人15人が、「サミュエル・フラー自伝」の各章を朗読し、関連作品や未公開フッテージを挟み込むという作り。

というと地味な作品のように思えるが、これがもうすこぶる面白さ。何故なら彼の人生そのものが彼の作る映画だから。黒沢清の言葉を借りれば、「この男こそが映画そのものなのだ」ということ。
こんなユニークきわまりない映画人は他に存在しないし、これからも出現する事はないだろう。

去年末の福岡爆音で買った超分厚い自伝、一度も開かず積読状態だったが、やっと読む気になってきた。こんなの面白くない訳がないもの。
2015.09.22 東京国立近代美術館フィルムセンター

フラーの生きざまがそのまま映画になり、そしてそれはアメリカそのものではないか。
サミュエル・フラーの日記を元に、自身の犯罪ルポライター時代、戦時中の兵士時代の過酷な体験談を、彼を崇拝するジェームズ・フランコ、ティム・ロス、ヴィム・ヴェンダース、マーク・ハミルなどが順番に朗読して行く構成。

サミュエル・フラーの歴史というよりはアメリカの歴史という方がしっくりくる内容でした。。

たびたび挿入される自身の映画作品はどれもキョーレツで 今後少しずつ見て行きたい。。が、見る術がなかなかない。。
今回のサミュエル・フラー特集も 見たい映画全部売り切れで、結局 この映画しか買う事できなかった。。恐るべし。。