三次元からきたブロンディ

20センチュリー・ウーマンの三次元からきたブロンディのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
3.9
記録
M・ミルズの実話をベースにした作品第2弾。
前作はゲイの父親と息子の物語『人生のビギナーズ』から7年ぐらい経っているけど、今作は監督のお母さんの話をベースにしている。

自分も母親が年を取った時に生まれた子供なので、この経験はよく分かる。性の事は教えてもらえなかったけど…
その母親と2人の女性から人生というべき教わる。自分もこういう人生を歩んでいきたかった。
僕もこの主人公みたいに人生と性を学んだのはこのぐらいの年だったから、主人公を自分に置き換えて見てしまった。
だけどこの主人公は幸せだと思う。反抗期に母親がいて、それに取り巻く人たちがいて羨ましい。
ミルズ監督は殆ど実話にしていると思うけど、ちょっとは脚色していると思う。

あとその時代の映画や音楽も出てくるので、3〜70年代が好きな僕にとって嬉しい作品でした!