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ラブ・アゲインのsymaxのレビュー・感想・評価

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)
3.9
「40歳の童貞男」に主演したスティーヴ・カレルの他、ジュリアン・ムーア、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの「ラ・ラ・ランド」コンビが共演しているなんとも豪華なラブコメ。

ちょっとビッチなマリサ・トメイと鼻の下伸びまくりのケヴィン・ベーコンも良かったです。

結婚25年、妻一筋だったキャルにいきなり告げられる妻エミリーからの浮気と離婚…意気消沈のキャルは、バーで出会ったプレイボーイのジェイコブからナンパのイロハを教えてもらう事に…

流れるように始まるレストランの足元シーンから本作の世界に引き込まれて、凡庸な表現ですが、それこそ"笑って、泣けて、心が温まる"作品なのです。

主人公キャルとエミリーの関係だけでなく、真実の愛に目覚めるジェイコブや息子のロビー、ベビーシッターのジェシカの恋模様も描かれていて、一本の映画で、"永遠の愛"や"運命の愛"、"一途な初恋と失恋"を見る事が出来るとても贅沢な作品なのです。

実に緻密で計算された脚本と豪華な俳優陣の演技で、そんな馬鹿なってな展開なのに、すっかりハマってしまっている自分がいまして…

かなり、おススメです!
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