このレビューはネタバレを含みます
「和洋折衷」やダンスシーン、無人島の伏線回収など、もちろん好きなシーンもあります。
ただそれを上回るほど、残念な場面も多くあったのも率直な感想です。
例えば物語に一貫性が全然ないとか、心情発言や字幕?テロップ?なども、映画で見せられると過剰な説明にしかならない、などなど。
でも同時に監督の「内村光良」が作る意味はとても感じれました。
テレビやお笑い、エンターテイメントってどうしても時代が進むと古臭く、過去のモノとして処理されると思うんですね、ただ現在に楽しい、面白い、そんな視覚的な豊かさを感じれるのも”過去の蓄積”だと考えると、この映画を嫌いになれないし、何よりも作り手のウッチャンだから成立する誠実さを感じてしまいます。
ラスト子どもに、その豊かさを正しく継承していた場面には正直、、、感動しました。
とんでもなく個人的なことですが、ウッチャン自分の父親と同じ歳なんですよね。
その辺もね、まぁ関係ないですけどね。
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