鍋レモン

帰ってきたヒトラーの鍋レモンのレビュー・感想・評価

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)
4.4
⚪あらすじと概要
二次大戦末期から2014年にタイムスリップしてしまったヒトラー。誰もがそっくり芸人として彼を扱う中、最新技術でプロパガンダ計る...?

ティムール・ヴェルメシュのベストセラー小説の実写映画化。
独裁者ヒトラーが突如現代に現われ、奇想天外で恐ろしい騒動を起こす。

⚪感想
原作本を読みたかったけど見つからなかったので、TSUTAYAでDVDを借りて鑑賞。

コメディかと思いきや、それだけでは無く観たあとに色々考えさせられる作品
犬のシーンがびっくりしすぎるし、ヒトラーと主人公の噛み合わなさが笑える。

台本無しであの格好で色々な人から話を聞いて撮影しているっていうのが驚き。
もっと国民が怒り狂うと思いきやそうでも無いことの方が多くてが逆に怖い。

観ているこっちがフィクションなのかノンフィクションなのか分からくなってくるし、ヒトラーが教科書で見たままのヒトラー。

風刺、ブラック・ユーモアがあって刺激的だし、ラストもなかなかな展開で良かった。

当時なぜヒトラーが支持されたのかが描かれているような気がした。
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