以下2018.6.25のFacebook投稿から転記
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「パーティで女の子に話しかけるには(2016)」鑑賞
いやぁ、これは凄い。
イギリス版「時をかける少女」だ(もちろん大林版、かつ、もちろん最高の賛辞)。
私にとっての「時かけ」がそうであったように、観る年齢によっては一生その呪縛から逃れられない傑作となりえる一本。
これを10代で観られる世代がほんとうに羨ましい。
映画の骨格も「時かけ」に似ている。
Rotten Tomatoesでの評価が批評家も一般も47パーセントとなっているように、賛否両論の映画なのは間違いない。
「受け付けない人には絶対無理」「チープで意味不明」という点も「時かけ」同様だ。
監督は「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のジョン・キャメロン・ミッチェル。
パンク誕生の年1977年を舞台にした(パンク誕生が何年かの議論はここではいったん措く)、ロンドンのパンクオタク高校生の青春もの。
それがなぜ「時かけ」なんだと言われても、実際そうとしか言えないんだから仕方がない。
興味を持たれた方はぜひ両方見較べてください。