イーサン・ホークだし、息子に観ろ!と言われ続けてたので、いつかは観るつもりだったけど何となーく後回しにしてた。言われるとやりたくなくなるって子どもみたいだけど。
何となく避けてたのは近未来物ってこともあったかも。そう言うの、あんまり観ないタチなんで。でもこれはそれだけじゃないと、息子にも言われてました。そうね、その通りだった。
現代でこういう問題と重なって感じるのは羊水検査みたいな、出生前診断って言うんだったかな?先天異常が疑われる場合に受けるアレ。任意とはいえ、自然に逆らった行為という批判もあったり、でも計り知れない不安を前に、親になる人の「事前に回避したい」という気持ちを完全に否定できるほど私も強くないし、難しい問題だなとは思ってました。
優位であることが全て幸せや成功に繋がるか、と言ったらやっぱりそうでもないと思う。この映画はまあ、そういうことに焦点を当て、遺伝子操作などの今後のあり方に一石を投じたかったのかなと。終わり方をみてとりあえずそう納得したけど、違うかな(^^;
全く個人的にですが、とにかくイーサン・ホークが良かった。若い時の彼を観れただけでも相当満足。私はやっぱりジュード・ロウじゃない(笑)
もちろん内容的にも充実してたし、まったく観て損はなかったよ、って息子には言っとこうと思います。