東京キネマ

べネファクター 封印/人生の特効薬の東京キネマのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

以下、完全にネタバレです。

「THE BENEFACTOR」とは、恩恵を施す人、あるいは後援者という意味らしい。「封印」は、意味わからず。なんだそれ、のいつも通りの副題。WOWOWで先行放映したらしい。なので、後出しレンタル。

お話は、マリファナでラリって交通事故を起こして親友夫婦を死なせてしまう。まあ、そういうこともあるでしょう。そこで主人公は隠遁生活。でも、実は大金持ち。だが、事故の後遺症でモルヒネ中毒になっちゃった。うん、これも良くあるわね。。。

そんで、大きくなったその親友夫婦の子供(ダコタん)が舞い戻ってきて、何でもかんでも「ベネファクター」しちゃう。こうなると、プロットが乗数的になって、ちょっと不思議な風景になってくるのです。まあ、これはこれでちょっと良い雰囲気。リチャード・ギアも相変わらず良いんでね、波に乗れます。

そうか、ということはお話は終活物語なのね。と思っていたら、ダコタんに子が出来た。赤子の顔を見て、再生を誓うリチャード・ギアでした、と、あまりにもあっけない結末。え?たったこれだけ? やっぱり1時間半だとこの程度のお話にしかならんのかね。。。
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