ビッグメン(原題)の作品情報・感想・評価

ビッグメン(原題)2013年製作の映画)

Big Men

製作国:

上映時間:99分

4.3

「ビッグメン(原題)」に投稿された感想・評価

Kazu

Kazuの感想・評価

4.5
出張先のガーナから帰ってきて、Rachel Boynton監督の”Big Men”を鑑賞。
http://bigmenthemovie.com

実はブラピも製作に関与しているが、資本主義の善悪、資源の呪い、人間の欲望の本質に迫る非常に優れたドキュメンタリー映画。
私が以前ガーナにいた2013年頃は石油からの政府収入増加への期待がはずれ、公的セクターは来るはずの予算が来なくて苦しんでいる時期でした。四年後訪問して、人々は石油で生活は良くならないという諦めの境地に達していた。ベネズエラの今を見れば、石油依存体質になるよりかは良かったと思うが、かといって今後の成長への課題も山積している。
一方で、映画に登場する米Kosmos Energy社(本社は私も今年行ったDallas)はガーナのCSR事業で、AgriTech分野を中心かなり熱心に起業家育成を行い、社会貢献にも邁進していた。本気度を感じました。誰もガーナで事業をやりたがらなかったときに最初に大きなリスクを取って来た。それに対する適切な報酬がなければ誰もリスクを取らなくなる。気候変動がこれだけ顕在化し、もはや石油産業に未来を感じる若手世代は皆無だと思うが、石油化学が人類にもたらした豊かさは計り知れない。そこには確かにVenture Spiritがあった。我々の多くはその豊かさを今享受している。
ガーナのジュビリー油田を最初に目をつけ、Kosmos社をガーナに連れてきたE.O.グループのOwusu氏は数々のスキャンダルに見舞われた。FBIにも汚職で調査されたが、これまで無罪である。映画でもスキャンダルが出るのは事業が成功したからだと主張しているし、彼は最近も油田開発の回顧録を出した。それは単に個人の体裁の問題にも見えるし、リスクをとることの良い面を証明しなければならないという執念にも見える。
中高生の社会とか地理の教材にしてもいいと思う良作です。
yenjoy

yenjoyの感想・評価

4.0
貧国ガーナで石油が見つかりどうお金が動いてビジネスになるかのリアルドキュメンタリー。ナイジェリアでのバッドケースと平行してストーリーが進みます。

牢屋で沢山の人が飢えた場所に一斤のパンを投げ入れたらどうなるか?

そりゃ荒れるわな。奪い合うよな。

どんな手を使っても。手に入れたいよなぁ。

難しい問題だなぁ。

でも結局リスクに投資した人達が1番利益を生む構造で世界が成り立ってる。こんなギャンブルが資本主義なんだなぁ。こわ!

このドキュメンタリーに顔を出さない投資家達が1番怖い。そんな方達がどれほどいるのか知らないが。。知りたくないが。。

人間はお金になるものがあると奪い合う。

平等に分け与えたら争いもなくなるのに。

でもギャンブルしてリスクを背負った人達とまったく背負ってない人達で平等とゆーのはやはり厳しいよねぇ。

だからギャンブルがこの世から無くなること切に願うわ!