『冴えない父親。実は何と
“スパイ”だったのです！』
コミックが原作のスペイン製スパイアクションコメディ映画。主人公アドルフォは、警備員の仕事をダラダラとこなし、彼女と過ごす時間も横になりながら映画をダラダラ…とそんな毎日。その彼の父親も、ソーセージ屋を営む冴えない父親… のはずが、実は何とビックリ、ベテランスパイさん！そのお父さんのアナクレート。歳を感じて引退を決意するも、かつて刑務所に送りこんだギャングのバスケスを、移送中に取り逃がしてしまいます。その結果バスケスが復讐の為、息子アドルフォの命を狙う事態に！素性を隠しつつ息子を守ろうとするのですが、スパイである事がバレてしまい、息子と立ち向かう事になるというお話。
ボク、『インディ·ジョーンズ/最後の聖戦』が大好きなんですが、父と子のドタバタアクションという点で通ずる部分もあって、この映画かなり楽しめました( ・∀・)ﾉそんなこの映画は2015年の映画なのですが、近年の映画のいろんなとこを寄せ集めてる感あり♪ノリはマシュー·ボーンに通ずるブラックなノリで、そこにボーンシリーズやM:Iシリーズネタもぶち込んでて面白かったです。ただしベテランスパイが、捕まえたギャングからの復讐にあうって話なので、スパイ映画としての雰囲気は薄めです。
そのベテランスパイ·アナクレートを演じたイマノル·アリアス。この人がまた渋くてカッコいいﾟ+.ﾟ(´▽`人)ﾟ+.ﾟハッキリ言って、オジさんというか言ってしまえばジイさん寄りなのですが、スラッと長身でスーツに蝶ネクタイがよくお似合い！そのアナクレートさん、冴えない父親だと思ってたら実はってとこも面白かったですが、この映画のもうひとつの面白さは息子にあります。ボンクラだと思ってたら…っていうこの感じの設定は、近年人気ですね！(‘∀‘ )
スペイン映画のノリなのか、元の原作がそういうもんなのか、ちょいちょい挟まれる「そこまでする？」っていう描写には驚かされます(((^_^;)だからその点で、誰にでもオススメ出来る作品とは言えない気もしますが、それを後に引きずらないあっさりぶりなので、大丈夫だと思います！⬅いいのか、それで(笑)
続編があるなら観たいと思わせる終わり方もGOOD！d(･∀･`*)リメイクしても面白くなりそうな映画♪♪♪もし、日本でこれをリメイクするなら、お父さんを草刈正雄、息子を堺雅人、その友達を大泉洋という真田丸トリオでやったら面白いと思うんだけどなぁ(’-’*)
