ヤマト

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場のヤマトのレビュー・感想・評価

4.1
舞台はケニアのナイロビ。
こちらの作品は「現代の戦争」、《[世界一安全な戦場》というキャッチコピーやタイトルからでもわかるように、上空6000メートルを飛んでいる空の目であるリーパー無人航空機や最新鋭の虫型のドローンを駆使して英米・ケニアの合同チームがテロリストを捕獲作戦に臨むというもの。
しかし、ドローンでの映像でテロリスト達が大規模な自爆テロを決行しようとしていることが発覚した為、捕獲作戦から殺害作戦へとエスカレートしていきます。
やがて殺害作戦への移行で、ミサイルでの発射準備に入った際に、殺傷圏内にパン売りの幼い少女がいることがわかります。
予期せぬ民間人の巻き添え被害の可能性が生じたため、軍人や様々な政治家たちの間で議論が勃発し、 このまま作戦を決行するのか何か良い案が無いのかジラされますがその緊張感がよく伝わってくる作品でした。

個人的になケニアの工作員が知恵を絞り、身体をはり一番頑張っていたと思う。
また心の中で『パン早く売れろ』、『早く逃げてくれ』と叫びたくなるようなクライマックスの緊張感はホントにドキドキハラハラでした。

紛争や戦争が耐えない地域はホントこういった子供達や民間人が常に命の危機にさらされてるんだなと改めて痛感させられた作品でした。
ヤマト

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