タケオ

バッド・バディ! 私とカレの暗殺デートのタケオのレビュー・感想・評価

3.3
ダメ男に引っかかってばかりのマーサは、ある日理想的な男フランシスと出会う。急速に惹かれあっていく2人だったが、なんとフランシスの正体は世界中のあらゆる組織に狙われる伝説の暗殺者だった‼︎

「クロニクル」で世界中から注目を浴びた脚本家マックス•ランディスが送る、超イかれた変化球ガール•ミーツ•ボーイ‼︎

まぁ作品自体は安っぽさを拭いきれないB級作品だが、「スリー•ビルボード」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したサム•ロックウェルと「マイレージ、マイライフ」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたアナ•ケンドリックの、頭のネジが数本吹き飛んでしまったかのようなクレイジーな掛け合いがなんとも心地よい!

また、麻薬シンジケートやらFBIやらと様々な組織やキャラクターが登場するが、誰一人としてマトモな奴がいないのも魅力的だ。

それにしても御都合主義とか常識とかそういう次元を遥かに超越した怒涛の超展開には度肝を抜かれる‼︎‼︎

死体の山とともに築き上がる型破り過ぎる愛の物語‼︎

見せ場が魅力と盛り上がりに欠けている点は気になるが、映画自体は95分とそんなに長くないので暇な時間にサラッと鑑賞するにはちょうどいいのでは?
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