そんなのカンケーね！
「LEGOムービー」のスピンオフ作品。レゴブロックで構築されたゴッサムシティを舞台に、ジョーカーのゴッサム乗っ取り計画を阻止すべく、バットマンが立ち上がるアニメーション映画。
全編レゴで構成されているのは、凄い。子供向けに作られているのもあるのか、登場人物の性格が幼稚。主人公のバットマンは、ナルシストで自己中心的な性格だけど、家に帰ると寂しがり屋というのが現実。
ジョーカーも登場するが、カリスマ性よりは、かまってちゃんの感じが強いが、善と悪のテーマを語る上では、かまってちゃんが本質かもしれない。
バットマンの家族について描きながら、104分という短い時間で物語が展開されるので、テンポが良い。マーベルを皮肉ったコメントも出るし、容姿になるロビンを通じて、成長するバットマンを観ることができた。
なかなか面白い作品でした。
