ぐりんでる

透明人間のぐりんでるのレビュー・感想・評価

透明人間(2019年製作の映画)
4.0
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光学研究の天才である夫の支配から逃げるように家を飛び出し、友人の家で匿ってもらう妻セシリア。
ある日その夫の自殺の訃報が届くも、それから身の回りで見えない何かの存在を感じるような不気味な恐怖が付き纏う…
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透明人間なのでもちろん見えない。

でもそこにいるよね!?ってこちらに勝手に思わせるのがうまいww🤣
いるんだよね?いねーのかよ(ほっ)…いろよー!って何回か思ったけど、まぁいるんだよねどっちにしろ見えないし。

そんな感じで勝手に緊張を煽ってくる演出が面白かったです🤤
白い液体によるギョッ!とするような表現もよかった

それにしても透明人間といえば、1000億万%エロいこと考えると思うけど、この透明人間はいろいろ持ちすぎてるあまり、変態のベクトルが異質な方に芽生えちゃってたような感じ

そんなところも含めて絵的にも品のあるスタイリッシュなホラーに仕上がってました👻

透明人間の仕組みとか、一応二転三転するようなストーリーもなかなか面白かったです。

多くを語らないスタイル+今回の透明のカラクリ的に、解釈をいろいろ想像する余地があるさじ加減も程よい。

カメラに映らない見えない存在、カメラの死角を狙う実態のある人間、

可視化されるものだけが事実とは限らないないって物語でもあったし、実はこの映画で見えてる部分以上に、見えてない真実があるんじゃないかって思わせてくれた🤤


そんなには思ってないけど😀