B5版

3月のライオン 前編のB5版のレビュー・感想・評価

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)
3.1
漫画既読済み。
配役ハマってましたね。

桐山君の川本家との触れ合いを通した自己形成の記録と、一介の棋士として歩み始めた成長物語のストーリーがうまく噛み合ってて面白かった。
邦画は原作からの取捨選択が甘いと感じることが多いのですが、今作は漫画で起きた3つの要素を上手く組み合わせたなという印象。新人王戦ラストまで綺麗に話がまとまってたなと思います。

不満は川本家の描写かな…
この作品実写化するならご飯はぜったい美味しく魅せないと!
あすこはふくふく猫達と所狭しと並ぶ手作りのご馳走、居間に身を寄せ合ってわいわいかしまし娘達とご飯をいただくのが尊い幸せの象徴!って漫画の感じが良かったので。

後編はもうレビューしないけど脚本と人物描写がチグハグな面が少し気になったのと、試合が終わった後、主人公が飛び出して走り出すシーンがいかにも邦画的でちょっと冷めちゃった。
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