手を繋いで、ずっと一緒に居られる。そんな相手がいるという幸せ。
世界中どこにだってこんな愛しい営みがあることに改めて気付かされる。
韓服がこんなに可愛いと思ったことは今までなかった。
泣けるというより、ただただ羨ましく愛おしい映画でした。
私はまだ、死にゆく人の身に着けていたものを、あの世で困らないようにと焼いて送ってあげる気持ちには到達できていない。思い出の詰まったものを手にしてただ目の前からいなくなった人の面影を追うような気持ちにしかきっとなれない。
愛情は人を形作る。思い遣る気持ちが人を穏やかにしていく。生きてるうちに私も、そんな穏やかで澄んだ気持ちになれるかな、なれたらいいなと思って観ました。