きさん

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのきさんのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

マクドナルドさんが世界中でマックをヒットさせるまでの成功談…


じゃない!!!((((;゚Д゚)))))))

この人は誰ーッ???∑(゚Д゚)

あの赤に黄色のMの字をバックに立つマイケルキートンはマクドナルドさんじゃないのかー!!:(;゙゚'ω゚'):知らんかったー!!

マクドナルドは兄弟の名前。
ファストフードの画期的システムを生み出した人物と、それをフランチャイズ化して大富豪になった人物は別。
いやぁ知らんかった!

マックさんサイド非公認なのも納得の内容( ´_ゝ`)事実を並べたら、たまたま都合悪く映る事ってあります。受け取り方は観客が決めれますからね。

前半のスピードシステムの開発秘話や成長してゆくマックを見るのはすっごーく好き。
当時の店内を細部まで再現したり、従業員の動きや包紙ひとつとっても隅から隅までこだわっててワクワクさんMAXです。
熱中するテニスコート上の効率化検証はずーっと見てられるシーンです。私もやりたい!混ぜてほしい!!

そしてそこから徐々に中盤からは雲行きが怪しくなっていき、ラストでは血も涙もない契約を兄弟はレイ・クロックに迫られるのです。

レイ・クロック怖!成功を富を追い求め、邪魔する者を叩き伏せる冷血さが怖過ぎる!!
不動産のくだりはビジネスとしては脱帽だけど、こっちの心理的にはドン引きですよね笑
マイケルキートンのどアップの怪演はいつも凄い。共感と反感の表裏一体の男、レイ・クロックは見事。

アメリカンドリームとは?フランチャイズとは?資本主義とは???いやぁ〜唸ります!考えさせられる愉快な映画です。


Blu-rayの結構長い記者会見は見る価値あり。
プロデューサー陣にホークアイがいるよー!!!( ´∀`)

プロデューサー脚本家キャストみんな実に興味深いお話してます。
特にマイケルキートンのアメリカンドリームの定義やローラ・ダーンの12歳の娘の映画の感想とかがナルホ度が高かった。

兄弟の受けた困難を知らずに、今まで呑気にチーズバーガーとか食べててなんか申し訳ない気持ちになるなぁ( ´_ゝ`)一回こりゃ正座して感謝しながら食べねばならんよ。

GoogleもWikiも創業者の検索でマクドナルド兄弟の表記にちゃんとなってる。世界は騙されたままにはならない。偉業は伝えられるべきですね。
きさん

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