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Wise Blood(原題)
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『Wise Blood(原題)』に投稿された感想・評価

5.0
【ぼくの宗教に入れよ】

ジョン・ヒューストン監督のなぜか未だに日本未公開の作品でフラナリー・オコナー原作小説『賢い血』を映画化したもの。主演ブラッド・ドゥーリフが戦争から帰還した牧師で「神のいない教会を建設する野望」を企てる気色悪い男を熱演した、ブラック・コメディ。

所々PTAの『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』や『エルマー・ガントリー』にも似たインチキ宗教の末路をロード・ムービー風に綴った怪作という感じのする超絶人を食った映画になっており、主人公ヘイゼル・モーツ(ドゥーリフ)が熱心なキリスト教信者なのに無神論者というトンデモない電波を演じていてそちらも大いに見所な作品。

アメリカの地方都市をキメキメなカメラワークで撮ったジェリー・フィッシャーの功績もあってかPTAからヘルツォーク作品までをも彷彿とさせる凄い不条理コメディに仕上がっていてニンマリ。ラストは一人自滅するヘイゼル・モーツを看取る母親の情けないショットで幕を閉じる。何をやってもダメダメな牧師の青年の顛末記。

如何にもヒューストンらしい人間観察と「現実と理想(或いは妄想)の噛み合わなさ」が特徴な、ニューシネマの埋もれた秘宝と言える。これは必見だよ!
キリストについても信仰についてもイマイチピンとこないので、分からない部分が沢山あると思っていたが、それでも面白い。
キチガイこそ誠実で嘘がつけなくて、ある意味真っ直ぐなのかもしれない。想像とは全く異なる現実に直面して病んでいく主人公がとにかく可哀想。キリスト教とか南部に住んでるアメリカ人がこれを観てどういう感想を持つのかがかなり気になる。中古車の上に立ち説教したり、女を乗せて各地を回ったりと車の映画でもあった。
5.0
本読んだもんで。キリストのいない教会とか、いかにアメリカ南部はキリストの呪縛があるのか、想像を絶するけど。
ブラッド・ドゥーリフのヘイゼル・モーツはイメージにぴったしだし、ハリー・ディーン・スタントンも良いでゲス。
でも、日本語字幕付きでみたいからソフト化希望〜!

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