英国人のシュレシンジャーが米国の退廃を描くという意味では「真夜中のカーボーイ」に通ずるのかもしれないが、やり過ぎたか。小説寄りのストーリーは面白みに欠けるし、クライマックスの演出もドン引き。カレン・…
>>続きを読むナサニエル・ウェストの原作を、ジョン・シュレシンジャーが監督した、ハリウッドの裏側。映画会社の美術部の若者と、エキストラの醸成、経理係の男。この三人が織りなす人間群像。クライマックスの集団リンチの恐…
>>続きを読む前から見ようと思っていたやつをやっと。観る前は、夢を追ってやってきたハリウッド、きらびやかな世界で夢破れる、光と陰…そんな映画だろうと思ったが全然違った。陰ばっかだった。
ドナルド・サザーランド主演…
カレンブラックはハマり役。父親も凄く良かった。死ぬ間際の語り、ニキビを気にする娘越しの鏡のショット。
あの子供は人をイラつかせる天才。
愚かで寂しい人ばかり。
ハリウッドに翻弄される人々の、というの…
24.02.2024
最後の群衆は、誰かへ牙を向けてるのでもなく、自分の欲求があるでもなく
ただただ攻撃するだけのものになってる
意味もなく
強い邪悪を感じるわけでもなく
思考がぽって浮いちゃっ…
『真夜中のカーボーイ』のジョン・シュレジンジャー監督✖️脚本ウォルド・ソルトによるもう一つの『ハリウッド・バビロン』或いは『バートン・フィンク』みたいな狂った群像劇。
戦前の不況が立ち込めるハリウ…
DOMMUNEでトラウマ映画が特集された時に、
この映画のラストの地獄絵図をみて、なんじゃこりゃ〜となって
初めてDVDで全編見直してみた。
「バビロン」のようなハリウッドの内幕ものである一方、
…
まるで夢の中のような独特な画質でマルホランドドライブに少し似てる。
この映画、ジャンルとしてはデカダンスになるだろうか。
いや~それにしても集団心理とは恐ろしい!
何かがきっかけで抑制を失い(直接…