すいか

ウインド・リバーのすいかのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
4.1
ネイティブ・アメリカンの現在。こんな場所があるということを初めて知った。
過酷な環境、鬱屈した男たちの狂気、そのはけ口になる少女たち。
うーん…これ事実に基づいているんだよな…日本って、なんとまあ平和なんだろう。と、思った。いや、女子高生の年齢って、環境や国が違えど、何かしら危ないことに巻き込まれやすいんだろうけど。
最後、私は運がよかったんだ、という
女性FBI警官に、ジェレミー・レナー演じるハンターがかけた言葉が忘れられない。

世に知られていない、過酷な事実をこうして映画化してくれた監督に感謝。
しかし、この作品は一応物語として決着がついているけれど、実際は未解決の案件ばかりだとか。しかも被害者数もわからないという…生きている人間が一番おそろしいな。
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