nisui

ウインド・リバーのnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ネイティブ・アメリカンが多く住む地で猟師をしている男が家畜を襲ったピューマを追う途中に雪原で友人の娘の遺体を発見する話。
リーアム・ニーソンだと思って見てたら違う人だった。並べて見たら全然似てない。
「環境に文句言ったってそれに甘んじているのは自分の責任」というメッセージが痛いほど伝わってきた。文句を言う男の妹は勉学に励み、別の文句を言う男の同僚には恋人がいる。環境から抜け出せないのは努力しない自分のせいだ。
事件のきっかけとなった男に対して「友人の娘と同じ目に遭えばいいのに」と思って見てたから思い通りの展開にスッキリと言いたいところだけど、友人の娘の最期そのものだと思うと…。
主人公の娘にしろ友人の娘にしろ、ネイティブ・アメリカンでなくて白人だったら事件は起こらなかったのだろうかと考えてしまう。
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