サラリーマン岡崎

デッドプール2のサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

デッドプール2(2018年製作の映画)
4.3
1を急遽先週末見たから、連ドラの次の回を見た気分。
相変わらず小ネタの多さで、多分俺が気づかなかったところでも色々あるんだろうな。
友人が隣で思いっきり笑ってくれたので、
大声で笑うことができた。
みなさんも劇場を温かくするために、
思う存分笑ってください!

さて、前回はミュータントにされた主人公が、ミュータントにした研究員にその仕打ちの復讐と彼女を救う結構こじんまりした話だった。
前回はほぼ単体芸人だったのに対し、今回はグループ芸人となる。
台詞でも言っているが、完全にX-MENとか、ガーディアンズオブギャラクシーとか意識してると思う。
前回は彼女への愛、今回は仲間への愛。
それに対して賛否はあると思うけど、
このままいけば、アベンジャーズと対抗するのはDCユニバースではなく、彼らになるのでは?という期待がある笑。
(というか、劇中でDC持ち出してて、よくできたなと感心w)

でも、その仲間になる過程が面白い。
最初は敵だったのにいつの間にか協力しはじめたり、その逆があったり、
まぁ、喧嘩を乗り越え生まれるヤンキー的ロマンがそこにはあるので、
アベンジャーズやDCでは絶対描けない新しいヒーローのかたちであるのはいい!
王道ヒーローは確実なビランがいることで彼らのカッコ良さが際立つので、
かっこ悪いヒーローたちだから描けるかっこよさである。
多分憎むべきはその敵ではなく、
その敵がこんなに悪に染まってしまった要因の方であることを伝えてるのもあると思う。
だから、ブッシュとトランプは超絶なディスりがあるw
(Vanisher役のあの人が出たのもそんな意味がありそうw)

とりま、そのVanisherのところと氷の微笑のくだりが1番笑ったw
あと、OPはあれ007のオマージュ(ディスり?)でいいんだよね?