“ハイヒールで踊る彼女は最高😎”が頭から離れない。まさにカリーナカプール扮するフェミニズムの神とアルジュンカプール演じるハードコアな男女平等の伝道師カップルの紆余曲折💓イマドキのボリウッド作品はほんと攻めてる！って思える代表作。洋画なら全然驚かないけどこれをインドでやるからすごい。伝統的なジェンダーの役割を一蹴する若い夫婦の超爽快社会派ラブコメ。鉄道博物館みたいな家のセットが超可愛い。回転寿司方式でごはん提供してくれる夫😻誰もが羨む理想の夫は敏腕マーケティング部長の"妻"。新たなフェミニズム、男女平等のカタチを体現するスーパーカップル。飛行機でのやり取り好き！"次回に続く〜"みたいなギャグが面白かった。

【インディアンムービーウィーク👳🔥】
キネカ大森がインド映画特集をやってくれて嬉しい。観れずに上映終了になってしまった作品もあるので定期的に開催してほしい💘

🚃全体の感想
インド映画といえばカースト制度とか社会風刺の効いた作品が多い印象だったけど、これはバリバリに働くキャリアウーマンと主夫のお話。インド映画のなかだけではなく、映画全体のなかでも先進的で珍しい題材だなと思い、とても興味深かった。みんなジェンダーの役割にとらわれず、得意な領域で自分らしく生きれる社会になるといいね。

🚃印象的なセリフ
『僕の母はアーティスト（主婦）なんだ』
母親へのリスペクトを端的に表してて素敵だなって思った。せっかくなら母親も登場してほしかったけど、あえて登場させないことで各々にとっての''素敵な母''を想像させて、一つの型に当てはめない効果も狙ってるのかなって思った。

🚃ヒロイン⇔主夫
幼少期にお金に苦労したことがある人は、お金への優先度（執着度？）が高くなるって聞いたことがあって、ヒロインが仕事に打ち込み、出世したい気持ちもよく分かる。自分もどちらかというとそちら寄りなので、主婦/主夫のように誰かに養われること自体にちょっとした恐怖心がある。いざという時に自分自身が稼げる状態じゃないと選べる選択肢が限られちゃう気がして。だから主婦/主夫を選べる人は、相手への絶対的な信頼（あとは実家みたいにいつでも帰れる場所かな）があるんだろうなって思って純粋に羨ましく感じる。この先もずっと一緒にいられる前提で人生設計してるというか、愛され続ける自信というか。養うほうも相当の覚悟が必要だよね。なんせ家族分の生活がかかってるもん。みんな凄いなあ…。

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⚠️この先、ネタバレあります⚠️
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🚃その他、いろいろ
・インド映画にしてはちゃんとラブシーンあってドキドキした🫣
・浮気できるタイミングめっちゃあるーーーー！と思ってしまったよ😇
・ワイも朝ごはん作って欲しい
・喧嘩からの仲直り○○
・穏やかで、競争心のない人間性
・検査したときの彼女の反応にちょっとモヤった
・主夫がいてもメイドは雇う…？？
・キアの価値観も褒められて嬉しい
・カリスマ性のある人って、自己顕示欲の有無に関わらず、自然と人が集まっておのずと注目されがちよね。分かる。
・仕事できる女性はなんでこうも才色兼備な人が多いんだろか。激務のなかでお洒落してて凄い😳
・マーケティングの仕事楽しそう

自分はカビールのような器の大きさも、キアのような誰かを養う覚悟もないけど、こういう様々な風習にとらわれない関係性っていいなって思いました🙌

普段避けがちなジャンルでもある恋愛映画🇮🇳だったので観る前キンチョーしたが🤣、さすがパッドマンやミッションマンガルの監督だけあって、すっごく面白かった！！恋愛がメインではあるけれど、結婚後、それぞれの夫婦としての役割や働き方についてとても考えさせらる。最初ヒモに見えて印象微妙だった夫の心の寛大さに最後涙してしまった(´༎ຶོρ༎ຶོ`)👏あのお方の本人役の登場もサプライズでびっくり！これから観る予定のある方は、Filmarksのキャスト欄は見ないほうがより楽しめるような気がする🤣
IMW新作、年内は無理かと思っていたが仕事納めの日に間に合ってよかった〜！！来年も新年1つ目はIMW作品に絶対したい🤝

• #印映画154本目