乾いた空気を感じる
良作クライムストーリー
破天荒で危なっかしい兄と、普段は冷静だけどやるときゃやる弟。
そんな彼らが銀行強盗をやらかし、それを追跡するテキサスレンジャー。
兄弟側とレンジャー側、どちらの視点も描かれており、両者に感情移入しながら観てしまって、なかなか気持ちの整理が追っつかなかったですw
対立していく両者を観ていると、なんだか切なく、いたたまれない気持ちになってしまいました…。
ぶっきらぼうでヤケッパチな兄を演じていたベン・フォスターさん。実に良い味出してます。
派手なアクションや、特にヒネッた展開などもなく、どちらかというと地味な作品かもしれません。
しかし、劇中の乾いた空気感、ジリジリと追い詰められていく焦燥感は見事で、最後まで飽きさせず、楽しませてくれる作品でした。
役作りかもしれませんが、ベン・フォスターさん太りましたかね?
もっとシュッとしてるイメージだったんだけどなぁw