NY、そこはワクワクがたくさんある場所。
僕も高校生の頃に「セックス・アンド・ザ・シティ」にハマり、
そこからそこに描かれるいろんなライフスタイルがあるNYにずっと憧れていた。
8年越しに昨年初めてNYに行ったが、
やっぱり、いろんなワクワクが詰まっている場所だと再認識した。
この映画で描かれるNYは主に博物館。
NYには様々な博物館があり、文化や創作が集約されている。
主人公の二人は思わずそこに迷い込むが、
そこでワンダーストラックなものに出会う。
そして、自分の運命をそこで変えることになる。
彼らは僕と違い、NYに憧れて来たのではない。
でも、NYというクリエイターや文化人が集う街だからこそ、そこから生まれる運命があるのかも知らない。
そこで出会った人や物に刺激され、
人々をときめかせる。
そして、それは受け継がれる。
そうやってこの街はこれまでワクワクを継続して来られたんだと思う。
そんなワクワクと運命というキーワードを
少年少女の「冒険」を通してこの映画は描く。
創造心の根源は「冒険」である。
子供の頃、山で秘密基地を作ったり、
よくわからない工作をして、武器と見立てて戦争ごっこしたり、
そこらへんにあるものにワクワクし、
それを使って何かを作ることにワクワクした
(映画で出てくる博物館の「秘密基地」は僕の少年冒険心をくすぐった)。
そんなワクワクの根源をこの映画はワクワクさせるようなアイデアで私たちの冒険心をくすぐらせる、
この映画こそがワクワクの根源なのかもしれない。
そうやって人をワクワクさせて、
周りの人の運命もワクワクさせることで
いい方向に持っていけるようになれたらとても素敵なことだよな。
忘れちゃいけない。
とりま、NY住みたいかな。