三次元からきたブロンディ

ラビング 愛という名前のふたりの三次元からきたブロンディのレビュー・感想・評価

4.1
記録
この映画は傑作!アカデミー賞最有力作品に関わらずこの映画は面白かった。異人種結婚という当時は認めらなかったバージニア州で白人と黒人の夫婦がそれに認められるまでの物語。映画を観ていると60年代当時のアメリカは差別に対して蔓延していたと窺える。

異人種結婚は現在では普通になっているが、当時は禁止法が解放されるまで苦労が絶えなかったと分かる。白人夫のジョエル・エドガートンと黒人妻のルース・ネッガが自然に芝居をしていて本当に夫婦であるかの様に思えてくる。実際に本人たちと似ていた。

この映画の監督であるジェフ・ニコルズは今後とも期待出来る映画作家であろう。この映画は絶対に観ておくべき作品だ!