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バチカン・テープのkuuのレビュー・感想・評価

バチカン・テープ(2015年製作の映画)
3.5
『バチカン・テープ』
ビビる級のビビる大木!小便チビる作品。
成人用紙オムツ履いてホラーは観ることにするかな!草なぎ剛の大人用紙おむつ着用みたいに、お尻フリフリダンス
『実は、はいてるんですよ』
by大王製紙『アテント』CM
『誰か小便ついて来て~』
しかし、B 級映画?から女性版オーメンお面~ンが出るとは!くわばらくわばら。
指の切り傷から感染症になって、それが原因でメンヘラに走るアンジェラ。彼女が悪霊(古代の悪魔Beelzebub若しくはdemonてとこかな)に憑れたと判断した牧師はぁ、バチカンに悪魔祓いを依頼する!
こんだけでも怖い!奇行が目立つと、父ちゃんも彼ピーもどうしていいか分からずに、病院へ💨
ほんで精神病院(最近じゃ心療内科若しくは心の病院と云う)へとアンジェラは検査名目で入院。
でも、でもですよ旦那❗そこでもアンジェラの回りは次からつぎへと事故、自殺が相次ぐんすわ。
その監視カメラ観たバチカンの司祭が異変に気付く。
『アカンがな、こらぁなんとかせな』」なんて感じ。
少女に悪霊が憑く映画てのは古今東西、山ほどあっけれど、少しスタンダードから逸れるんが本作すね。
それはアンジェラが一度心肺停止(自分も一度心肺停止した経験あり臨死体験もしてますヨ)しちゃうとこにキーポイントがあると思う。
この事に司祭はなんか分かる事実があり、神が悪霊を連れて行こうとしたらしい。
やけど、アンジェラは息を吹き返すねん(小生も同じやん)これを意味すんのは即ち神事はミスった事を示し、解き放たれた悪霊は今一度宿主の元へ舞い戻り~の、その影響で生き返ったアンジェラは人間であり人間にはあらず(何か禅の問答みたい)
人の形をした悪魔本体そのもの。
怖い恐いコワイ。
この展開は中々オモろい。
今までにあらへん斬新展開。
悪霊と成り果てた?
昇格した?
アンジェラを倒すには聖剣でもって刺し清めなければ!(ってアニメパターンでオリハルコンソードみたいなん想像してあなた!ゴメンナサイ聖剣ってナイフなので😅)考えを固めた司祭やったが、その行為がとんでもない結果になんねんなぁ。
バチカンなら恐れる『反キリスト』の誕生。
テーゼ、アンチテーゼ、があるならジンテーゼは?とは置いといて。
キリストに成り済まし、北斗四兄弟の一人トキみたいに身体に障害を持つ等の不幸な人々に希望を与え信者を集めて世界へと勢力を広げつつ、最後にはこの世に災いを与える『終わりの始まり』な存在、それが『反キリスト』なんかぁと。
この脅威的な『反キリスト』のアンジェラの野望を誰か食い止める事が出来るんかなぁ。
大天使が現れるでもなく
明確な結末を映し出さへんまま映画は終る。
なんか大変な事になったでって嫌な予感と、これから待ち受けているであろう恐怖的な余韻を激しく残す。
鑑賞した殆どの方が続きが観たいと思うに違いない。
そうでしょ皆さん
続編があるなら怖いけど成人用紙オムツはいてでも観てみたい。
未だに無いみたいやし、ないかな。
信じ難い話の流れは味わった事のあらへんもんばっかりやったんで、新鮮でした。
悪霊憑きホラーでもこういう話も作れるんやと、もっと銭かけたらどうなったか。
定番海老反りシーンはあったしホットした(何にホットしたんやろ?)
kuu

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