神戸典

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーの神戸典のレビュー・感想・評価

4.0
予想以上の面白さだった。
全体のストーリーとは違いハンソロにフォーカスを当てた作品ということで少し期待をせずに見にきたが、さすがはスターウォーズ。
いい意味で期待を裏切ってくれた。
ハンソロの名前の由来やチューバッカとの出会い、ミレニアムファルコンへの愛情と機体と一体になったL3の存在。さらに最期の正体。どれもがファンを興奮させるに足る内容だった。

親子の繋がりや決断、別れといったものが今作でも描かれており、一貫性が感じられた。
キーラは過去と現在、ハンソロの事を考えての決断をし、チューバッカは求めていた同種族との生活を捨ててハンソロといる事を選び、ハンソロは父の仕事をきっかけでパイロットになりたいと夢見て、様々な決断をする。さらに盗賊だと思っていた反乱同盟軍のリーダーに反乱軍のリーダーにならないかと誘われる場面では曖昧に濁すハンソロだが、未来のハンソロは妻のレイアと共に反乱軍のリーダーになるという繋がりを含んでいた。
これまでの作品をまた見直したいという感情が駆り立てられた。
神戸典

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