あられ

忍びの国のあられのネタバレレビュー・内容・結末

忍びの国(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

戦国時代 “織田信雄=侍VS伊賀国=忍び”の激しい戦いが繰り広げられた天正伊賀の乱のお話。

伊賀国は虎狼の族が潜む秘蔵の国。伊賀者は金のためなら何でもする人でなしの連中。仲間や味方もお金さえ払えば平気で殺す。目先のことしか考えない。人の死をなんとも思わない。人の命よりお金が大事な傭兵たち。無知性&無教養の集団である😆

オープニングの忍者同士の小競り合いの面白さでつかみはOK😆 おちゃらけヤクザ集団かw 次男など下忍に過ぎないとか、死んだ息子に対して無慈悲な言葉で、人でなしぶり全開の下山甲斐😰

大野智さんは、アクロバット、ワイヤーアクション、ダンスなどを、忍者のアクションに絡めてめっちゃかっこいいw 彼は素のままで、特に演技してないご様子😆

無門は伊賀で一の忍びである。敵に囲まれた時のノリノリの笑顔w 槍をかわす動きがダンスw 関節も簡単に外してしまうw だけど妻には頭が上がらないw ギャップ萌え😆

織田信雄といえば、私の中ではやっぱりヘタレ&バカ殿のイメージw 家臣の前で泣いたりして、ここでもヘタレ度全開でしたw そう彼の子孫もよく泣くしね(信成)w

そのシーンは、信雄は虚勢を張ったり、浅はかなところもあったけど、天下一の父親を持つ、苦しい心情を吐露し、自分の過ちを詫びたことで、家来たち、特に日置大膳の心に訴える良いシーンでした…。知念侑李さんの演技が素晴らしかったです😊

冒頭で、下山平兵衛の弟を殺しておいて「何怒ってんだよ」って平兵衛に言っちゃう人でなし無門w ラストでは、平兵衛に憐れみをかけたり、織田軍の忠義や、大事な人の死に直面して、虎狼から人に成長したようでした😆
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