ジェーンとマイケルが長じてエミリー・モーティマーとベン・ウィショー ！ここの解像度ヤバい。特にベン・ウィショーはあの子が大きくなったらこうなるしかないように見える。この人パディントンもやってるし英国本国ではどういう扱いなんだろう、私は正確に把握できてないような気がする。ジェーンも、あのお母さんのことが大好きで尊敬していることがよく分かる大人になっててそこがああやって馬鹿にされないで描かれていることに尊敬する人を聞かれたら「市川房枝先生」と答える私としては泣きそうになりましてね、なんかもう胸いっぱい。
ロブ・マーシャルが本領発揮してるシーンは流石の一言。『レ・ミゼラブル』かな？と思いきや最後『雨に唄えば』オマージュで締めるのロブ・マーシャルらしいエスプリ効いてた。
半世紀を経て女性活動家と銀行への名誉回復行ってたのも目端が行き届いていると思いました。コリン・ファースも楽しそうだった。
ただ、ジュリー・アンドリュースがあとは若いもんに任せた、と身を引いてるのに隙あらば全部持ってこうとするメリル・ストリープは大人気ないえげつなさでしたよ、もっと引け！お前は引け！若いもんに花持たせろ！
