記録
自分に行き詰まったイーサン・ホークが、ある夕食会で80代のピアノ教師シーモア・バーンスタインと出会う。彼のピアノに魅了されたイーサンは、彼のドキュメンタリーを撮る。この映画を観てくとシーモアさんに益々魅了されてしまう。
彼の人生、彼のピアノの弾き語り、イーサンが彼に魅了されたのはよく分かる。
この映画を観るまでは彼を知る事はなかったが、シーモアさんがどれだけピアノに人生を注いできたか十分に伝わる。自分もピアノを弾いていたのだが、全然ピアノには興味がなかった。
しかし、彼の教えだったら何とか出来そうな感じがする。生徒の人たちも皆シーモアさんを慕っていて、彼の人柄がよく分かる。第一印象は可愛いおじいさんって感じ、でもピアノを弾くと職人顔になる。そういう所も魅了された。
この映画はイーサンの様に人生に行き詰まった時に観るといいかもしれません。
僕と同世代の方たちはまだ分からないかもしれないけど、年齢を重ねてけば分かる様な気がします。
