シーモアさんと、大人のための人生入門の作品情報・感想・評価・動画配信

「シーモアさんと、大人のための人生入門」に投稿された感想・評価

ちはな

ちはなの感想・評価

4.2
役者としてもひとりの人間としても悩みを抱えていたイーサン・ホークが 偶然であった老ピアノ講師に感銘を受け ドキュメンタリー映画を撮った

この老ピアノ講師(ビアニスト)シーモアおじいちゃん とってもかわいいんだけど
80過ぎてるのにとてもしっかりしてて
日々を丁寧に生きているのが手に取るようにわかる

そして彼の奏でるピアノは優しく愛に満ちている
彼の話す価値観や蘊蓄は
時に赤裸々時でノスタルジック

教え子たちとの会話からもお人柄がうかがえて面白かった

芸術と商業については
個人の価値観が試されるというかなんというか·····

シーモアさんのような師に出会えたら
人生がゆたかになるんだろうなぁ
魂の奥底に語りかけるような
不思議な力を持っているかのような人だ

いいドキュメンタリー観たわ
Yukiko

Yukikoの感想・評価

4.0
2020年3月17日
『シーモアさんと、大人のための人生入門』 2014年制作
監督、イーサン・ホーク。
イーサン・ホーク監督作品は『痛いほど君が好きなのに』と
『チェルシー・ホテル』の計3作品がある。

シーモア・バーンスタインさんはアメリカ合衆国の
ピアニスト、作曲家。
ニューヨーク大学の音楽教育部の副学長。
< 略歴 >
1927年、アメリカ・ニュージャージー州ニューアーク生まれ。
15歳で人にピアノを教え始める。
17歳でグリフィス・アーティスト賞を受賞、
朝鮮戦争中は兵役に就いた。
軍の幹部向けに、数々の演奏会を行った。
1969年、シカゴ交響楽団とデビュー。
1977年、50歳で引退。
その後、「教える」ことに専念。
国際コンクールの審査員。
ニューヨーク大学の音楽科と音楽教育科で、准教授
(非常勤)。
2004年12月18日、シェナンドア大学から名誉博士号。

「自分の心と向き合うこと、シンプルに生きること、
成功したい気持ちを手放すこと。
積み重ねることで、人生は充実する」
(以上、経歴含めこの映画のHPから転記)

そのシーモア・バーンスタインさん、只今93歳!!
映画の撮影時は87歳。
とてもお元気でいらっしゃる!
映画の中のシーモアさんの表情は終始穏やか。
ゆったりとしていて安心感がある。
なんと言っても、演奏するピアノの音が凄くきれい!
澄み切って透き通ったような音を奏でている。
シーモアさんの人柄が現れているようだ。

映画の中でのシーモアさんの言葉、人生の先達に
学ぶこと多々あり(^^♪

イーサン・ホークさんも経歴を見ると同じ
ニューヨーク大学に在籍していたのね。
イーサン・ホーク監督作品ということで興味を引かれ鑑賞。87歳のピアニスト(ピアノ教師)であるシーモア・バーンスタインのドキュメンタリー映画。
イーサン・ホークが信頼を寄せるシーモア先生と長く時間を過ごし、会話を重ねたいがために監督したというだけあって、深い敬意が感じられ、2人の関係性が窺える。
歳を重ねてなお芸術に真摯に取り込むシーモア先生の音楽に関する言葉は、もはや人生訓ようで、胸に響く。
umeko

umekoの感想・評価

-
物質的価値観ばかりの世の中で本当にとても疲れるけれど、
目には捉えることのできないものこそ本質と調和があり、音楽という言語と対話し続ける先に普遍的な自由が広がっているということ

なんてかっこよくて、誠実で、豊かな人だろうと思った。

嫌な気分に落ちそうな時、背筋と、向き合い方を正してくれるエチュードみたいなドキュメンタリーでした
シーモア・バーンスタイン。

ピアニスト、作曲家、教師、作家。1927年、アメリカ・ニュージャージー州ニューアーク生まれ。
わずか15歳で人にピアノを教え始める。17歳でグリフィス・アーティスト賞を受賞、演奏家としての名声を築いたが、50歳で現役のコンサート・ピアニストとしてのキャリアに終止符を打つ。以降の人生を「教える」ことに捧げる。

イーサン・ホークが俳優である事に悩み苦しんだ時に、救ってくれたと評するのが彼。シーモアさん。

ひとたび、
彼の教える姿を見れば。
彼の奏でる美しいピアノの音色を聴けば。
彼の語る言葉に耳を傾ければ。

不思議と心に沁みてくる。
美しいピアノの調べと本物の言葉の数々が。

あぁ。
こんな人になりたいなぁ。
こんな歳の重ね方をしたいなぁ。
こんなお爺ちゃんになりたいなぁ。
ピアノは弾けないけど、彼の様に
嘘のない、本物の言葉を語る大人になりたいなぁ。

シーモアさんは57年間、独りで暮らしている。
ソファベッドを広げたり畳んだりしながら。
独りの時間を大切にしている。
頭に浮かんだ考えをきちんと整理する為に。

僕もこんな風に生きていきたい。

毎日レビューを書く。
それが僕の日常。
信条としているのは、
言葉を大切にする事。
嘘を書かない事。

このドキュメンタリー映画の中で、シーモアさんが人生で大切な言葉を沢山語ってくれるけど、その中で1番響いた言葉を1つだけご紹介。

"私の年齢になると、ごまかしを一切やめる。人にウソを言わなくなり、自分の心のままを語るようになる。相手が喜ぶことを言うのではなく、真実を言うことこそが、相手にとって最高の褒め言葉だと分かる。"

僕の到達したい境地を見せてもらえた気がした。

シーモアさんに比べると、僕はまだ若いので、クソとかfuckとか汚い言葉をまだまだ吐いてしまうけど、いつかは辿り着きたいなぁ。静かな凪の様に、穏やかな、シーモアさんのその心の在り方に。

ピアノを知らなくても大丈夫。
シーモアさんを知らなくても大丈夫。
ちょっと疲れた人にこそ勧めたい。
癒しの81分間を。
misaki

misakiの感想・評価

4.0
名声や物で満たされても、本物の意味がわからなかった。俳優としてやっていくこと、金や物では幸福になれない。そんな悩みをもってたイーサン・ホークが悩みを打ち明けたのがシーモアバーンスタイン。ピアニスト。シーモアの音楽(ピアノ)への向き合い方のドキュメンタリー。イーサン・ホークが監督。
音楽、師弟関係映画と言えば”セッション”が思い浮かぶのだけれど”セッション”の先生とは違って感情的に追い詰めるタイプではない。終始穏やか、ただ、指示は明確。音楽がわからない私でも分かる教え方、シーモアの指示で音楽が変わっていくのがすごく分かる。ピアノの良し悪しなんて本当にわからなかったけど全然違う。映画観終わった後に最近の音楽聴いたけど、今までと聴こえ方が違ってがっかりした…。無駄に装飾しなくても、弾き方で全然音楽は変わるのか。本物を観ると偽物が分かるっていうよね。でも、”セッション”と共通してるのは、継続する者のみこそができることがある。真摯に向き合って技を磨いてきた人は、音楽で人の感情を動かすことができる。
シーモアバーンスタイン人生観、人間性も素晴らしい方でした。癒し映画。人生疲れてる時にとても良い。
よし

よしの感想・評価

4.0
音楽は人生(で我々を映す鏡)、ピアノは人間。好きこそものの上手なれ、とはよく言ったものだが、彼ほどそれを長く時に過酷だった人生を通して今なお体現し、また教えてくれる人はそういないだろう。安易な表現になるけど癒やされた、優しい気持ちになれる、少しだけ足取りが軽くなれそう。彼に出会ったことで舞台恐怖症を告白できるほど救われ感銘を受け尊敬の念を抱いたであろう"監督"イーサン・ホークの取材対象シーモアさんへのうやうやしく最大限の敬意に満ちた眼差しは時に慎重すぎるかもしれない。それでもこの温かな眼差しと本人が予想した方向に転ばずとも、それ以上の有意義な返答を導き出す手腕は美しく心満たされるようである。人格を作る源はその人が持つ才能にあるらしい。一見柔らかくも誰よりも深く深く考え感じ取っているのだろう。音楽と感情、好きなことと自分の人生はつながっていて、また商業性や観客、金銭的成功などとの普遍的な葛藤も大きな懐で受け入れてしまうよう。救いはいつだって我々の中にある、そう信じたい。人類の歩んできた道標。胸をこうトントンと叩かれている気がする、安心感を与えるために。シーモアさん素敵すぎる、顔つきもいい、こんな魅力的なおじいちゃんになりたいな〜なれるだろうか

「夢にも思っていなかった、この二つの手で空さえ掴めるとは」
genbrave15

genbrave15の感想・評価

5.0
『音楽とは』から『人生とは』に関連させていて心に響く映画。

そして、芸術の大切さを改めて認識させてくれる。

芸術家の抱える苦悩も伝わってくる。

自分の悩みがちっぽけに感じた。

イーサン・ホーク、もっと出てきてほしかった。

2020年、観賞42作目。
可愛らしいシーモアさんとピアノの音色、癒しの映画
イーサンもっと見たかったなあ
癒し効果のあるドキュメンタリーだった。

スタンウェイでピアノ探してるシーンが好き。
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