スリーピング ビューティー ～眠り姫と悪魔の館～のみやのネタバレレビュー・内容・結末

森に眠る謎の美女の夢に悩まされていた画家が、多くの人間が姿を消したと言われる屋敷を受け継いでから怪異に襲われるファンタジーホラー。

グリム童話「眠れる森の美女」がモチーフとなっているが、ファンタジーよりは館ホラーやオカルトの要素が強い。
ストーリーとしては特に目新しさは感じず、よくありがちな悪魔のお話。結末は所謂どんでん返しだけれども、予測の範囲内だから「ふ～ん」程度で終わってしまった。続編がありそうな雰囲気。

OPのゴシックな映像と音楽、要所要所の小物はたまらなく好き。ゴシックのマネキンも良かった。その割に人間側の武器が棒や銃だったり、現代的なショボい場面が多すぎたりで、魅力を台無しにしてしまっていて勿体ない。

主人公がタイプではないけれど、なかなかイケメンなのは眼福。眠り姫のローズも美人でかわいいし、アクセサリーもゴシックでステキだった。