予算と版権乗り越えた福田組汚い、佐藤次郎は本当に卑怯。褒め言葉です。
福田組。「勇者ヨシヒコ」シリーズをご存じの人なら説明不要か。ショボいセットと滑ったあとの赤面する空気感を出させたら右に出る者はいない制作組である。
基本原作付きの日本映画って苦手なのですよね。だいたいが残念な感じになってしまうので。
が、これは「銀魂」である。元々が残念な空気を許容する上にそれをネタに弄ってさえくるメタネタ上等の作品。
結果として最初の文になるのである。
その上キャストも超豪華。そのほとんどが全力の顔芸をするという。
エリザベスから始まって平賀源内のJジャンプ、サンライズ、○○○の3連打。その上に佐藤次郎である。ギャグ関連は素晴らしいとしか言いようがない。
ちなみに話は以前劇場版アニメでやった「紅桜」ですので、見覚えがある人も多いでしょう。ベタなお話になってます。
アクションはエフェクト豪華にしてるものの普通levelに収まってます。
天人のキグルミ感じとか紅桜村田鉄也のハリボテ感じとかも合わせて残念な感じではあります。
多分実写でワーナーブラザーズロゴ2回流すのはこれが最初で最後じゃないでしょうか?
総じて銀魂好きな人にも知らない人でもそこそこ笑える素敵な作品になってますよと。