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ヴァイラルのhorahukiのレビュー・感想・評価

ヴァイラル(2016年製作の映画)
2.9
田舎町が舞台。主人公の女子高生エマの友達が授業中に突然吐血。世界的に虫インフルエンザが蔓延してるという報道があり、街が閉鎖されてしまう話。

これも未体験ゾーン2017ですね。
最近見た『レジデント』と似過ぎてて笑いました。こういう系の映画流行ってたんですかね(^^;)
あっちがよく分からない感染症でこっちは寄生虫です。寄生虫が人を乗っ取るので、『スリザー』とか『パラサイト』っぽいですね。

う〜ん…寄生虫の講義を冒頭でやって、その行動について色々情報出すんですけど、そんなに活かされてなかったのが残念ですね〜結局ゾンビ亜種って感じで落ち着いちゃってました。寄生虫のビジュアルはなかなか気持ち悪かったんですけど、登場シーンほとんどないですし、ゾンビ化する原因程度の存在感しかなくて、寄生虫だからこその恐怖というか、講義で出てた行動原理からくる異常性が見え隠れしてたら、ゾッとできたのかな〜と思うんですけどね。

それと、町が閉鎖されて日常が崩壊していくような描写が弱くて緊迫感があんまりなかったです。封じ込めもそこまでの異常事態感はなかったですし。駄作とまでは言わないですけど、少し物足りない感じでした。
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