気楽に見ると言うより、じっくりと腰を据えて見るタイプの映画でした。米露のスパイ活動の狭間のリアルな世界を見せてくれます。
ケガによってバレリーナである事をあきらめたカテリーナ(ジェニファー・ローレンス)は、ロシアの女スパイ「スパロー」になるための訓練を受けます。その後、ドミニカと名を変え、CIAのナッシュに接近します。ドミニカとナッシュは、お互いに惹かれ合いながらもスパイとして活動します。
スパローとは、男心までも操るスパイの事です。そして、この養成所の訓練内容が、かなりすごいですね。また、指導官のおばちゃんがとても怖い😰。
ナッシュの目を引くために、ドミニカは、まずプールに行くのですが、あの水着なら確かに目を引くよなあと思ったのは、私だけではないでしょうね😄。
ドミニカは、「ブーシェをアメリカに売ったのか?」と拷問されるのシーンがあるのですが、私は、多くの出演者の中で、ブーシェって誰だっけ?状態になりました😄。再度見直したら、アメリカの軍事機密をロシアに売った女性の事だと分かりました。
ナッシュへの拷問で、皮膚を剥くシーンは、目を開けていられませんでした😣。すごく痛そうで、見るのが辛かったです。
最後には、米露間で、内通者とドミニカの交換の場が儲けられます。そこでは、衝撃的な最後を迎えます。え?マジ?
ジェニファー・ローレンスってすごい役者さんですね。ここまでやるだなんて、女優魂をすごく感じます🤔。
さて、スパイ映画としては長めだし、びっくりするシーンもありますが、リアルなスパイ活動らしき世界を垣間見る事が出来る映画でした。
(おまけ)
個人的には、以前に過ごしていたブタペストの街並みやトラムが懐かしかったです。